2018年02月07日

オーストラリアのイノベーションに、日本国際賞の栄誉

オーストラリア人科学者のジャック・ミラ-博士は、科学技術分野における世界屈指の賞を受賞しました。国際科学技術財団は米国人科学者であるマックス・クーパー博士とともに、ミラー博士による免疫学研究への取り組みに対し、日本国際賞を贈りました。

両博士の研究は、免疫系への理解を深める道を切り開いたと称賛されています。ミラー、クーパー両博士は当時の科学界に大きな反響を巻き起こし、現代免疫学の礎を築きました。両博士による研究は、免疫不全症や治療法の研究開発に大きく寄与しており、今や最も利用されている薬剤の8割が、免疫学研究に基づき創薬の過程に活用されています。

「数多くの日本人科学者と会えて、とても光栄です。日本は世界のリーダーであると思います」とミラー博士は、受賞者として再び来日する感想について語っています。また、「アイデアの交流はもちろん、他人からの指摘を受け入れることも大変重要です」と、科学界における共同研究のメリットにも触れています。確かに近年では、日豪間を始め国際的な共同プロジェクトが増える一方であり、特に生命科学分野ではこうした共同研究の機会が増えると見られています。

両博士は研究プロジェクトの資金調達など、科学界が直面する課題についても取り上げ、若くて有能な研究者が個々の好奇心を追求していくのを促すことの重要性を強調しています。

「将来を担うのは若者だからこそ、あらゆる方法で彼らを研究の道に導いていくべきです」と、ミラー博士は述べています。「気候変動など人間社会の弊害を治すのは、科学をおいて他にありません」

世界各地の人々の生活をより良くし、次世代の革新的な研究者を駆り立てるような研究開発を行うオーストラリア科学界の力こそが、ミラー博士の功績に反映されているといえます。

オーストラリアのイノベーションをぜひご覧ください― @Australianow!

 

Top Photo: Tourism Australia

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